2.今一番不安なこと
生命保険会社が相次いで破綻しています。
これまでは特例で保護されていた死亡保障についても、2001年4月以降は半減するそうです。
現在の不況が長引いて株価の低迷が続けば、破綻前の逆ざや解消のための法改正がいよいよ現実のものになるでしょう。
そうなれば、私のようにすでに闘病中の者はどうなるでしょう。
仮に半年後に法律が施行され、各社が一斉に予定利率を半分に引き下げるとします。
半年以内に死亡すれば、死亡保険金が5000万円手に入るのに、がんばって闘病して半年長生きすると、死亡保険金は半分の2500万円しか遺族の手に入らなくなるのです。
私は生きる意欲を失ってしまうでしょう。
早く死にたくなるような法改正が目の前に迫っている、嫌な時代に癌になったものだと思います。
(補足)2001年6月、金融審議会の中間報告では、予定利率引き下げについては賛否両論を併記し、検討を継続することになったようです。今後の景気動向次第で、どうなるか不透明です。